役員ドライバーに向いている人とは?(ショーファーサービスのコラム 2022.10.24)
あっという間に2022年も、残り3カ月となりました。
既に書店の店頭には2023年のカレンダーや手帳が、スーパーやコンビニエンスストアでは、おせちの予約受付が始まるなど、気が早いなぁと思いつつ、あっという間に年末を迎えそうな気がしています。
さて、今回は、役員ドライバーの仕事に対する向き・不向きについて取り上げたいと思います。
- 役員ドライバーのスキルについて
- 役員ドライバーのスキルを大まかに分解してみると
・地理知識
・運転技術
・接遇
・守秘義務
の4つに大別することができると思います。
1つ目の地理知識は、「知識」と記載するだけに経験の量によって差が出てしまいます。ただし、地図を見る、空いている時間を使って試走するなど努力することでカバーすることは十分に可能です。
(日々の努力が大切です)
2つ目の運転技術ですが、一言で言えば、安全運転に心掛けるのですが、「どのように安全に運転するのか?」ということが必要です。
「どの車線を選ぶか」 「速度は」 「前方車両との車間距離は」 「発進時のアクセルの開け方は」 「減速・停止時のブレーキの掛け方は」 「右折・左折の時は」など、意識する場面は多くあります。
これらは、通常の運転においても大切な要素です。役員車を運転する場合には、この要素に加えて、『後部座席に乗車している方の事を考えて運転する』という要素が加わります。
一言アドバイスするならば、『運転席で感じる視界や横G(横方向にかかる重力加速度)と後部座席から感じる視界や横Gは全く異なる』ということを認識して、先ほどの『後部座席に乗車している方の事を考えて』運転に心掛けると良いと思います。
3つ目の接遇については、まず、一般的な身嗜み(服装や言葉遣い)とビジネスマナーができることが求められます。
このあたりは、前回や前々回のコラムで取り上げたので、割愛します。
(2022年8月と9月のコラムを見てください)
最後の守秘義務については、ごく当たり前のことと考えられます。
企業の経営者が利用する役員車ですので、自社の経営・人事に関すること、取引先に関する情報、乗客・役員個人に関する事を“耳にしてしまう場所”です。
そういう最重要な情報を、運転士が口外してしまったらどうなるでしょうか?
車内で“耳にした情報”は、絶対に漏らしてはいけないのです。
スキルの面では4つを挙げましたが、大切なことはまだまだあります。 - いろんな人のサポートがあって役員車は動く
- 役員車が円滑に動くのは、決してドライバー一人だけではありません。
・スケジュールの管理・調整をする秘書
・役員車の用意・管理をする総務・経理の方
・車両のメンテナンスを担うディーラー、工場の方
・出先でお迎えをする取引先・ホテル・ゴルフ場などの方
・あなたのバックアップを担う請負会社の営業や事務のスタッフ
・あなた自身の体調のサポートをしてくれるご家族 etc.
多くの方々のサポートがあって、あなたが役員車を運転し、役員ドライバーとして活躍した結果、評価をいただいているはずです。
株式会社ショーファーサービスの採用WEBページにおいて『求める人物像』にはこのように出ています。
https://www.cs-driver.co.jp/recruit/requirements/#person
① 素直に相手の意見を聞ける人
② 一生懸命仕事に取り組める人
③ コミュニケーションがはかれる人
④ 街が好きな人
⑤ 自身に成長を求める人
ショーファーサービスが求めているのは、「おもいやりがあって、気が利く人材」です。乗客をはじめ役員車を円滑に運用していくために協力してくれる方たちと、上手くやっていくのに必要なのが「おもいやり」と「気が利く」ことではないでしょうか。 - 結局、役員ドライバーに向いている人とは?
- 結局、役員ドライバーに向いている人というのは、
個人的な意見ですが
・運転自体が嫌ではない人(特に人を乗せて運転することに抵抗がない人)
・状況に応じて、コミュニケーションが取れる人
・素直な人
・色々な人と協力して物事を進められる人
・自分が受け持っている仕事に対し、真面目に取り組める人
経験則からの意見ですが、これらに当てはまる方は、経験の有無にかかわらず、長く役員ドライバーのお仕事をされているように思いますし、それらの方々に対するご乗客やお客様の関係者の評価も良いように感じます。
株式会社ショーファーサービスでは、初めて役員ドライバーの仕事をされるという方がとても多くいます。ショーファーサービスのドライバーさんは、皆さん、これら5つの項目にあてはまる方々だと感じています。
結果として、一つの配置先に長くお勤めの方も多くいらっしゃいます。
ショーファーサービスでは、入社時での研修において安心して役員車の仕事ができるように教育・指導しています。
先ほど挙げた5つの項目に一つでも当てはまるのであれば、一度応募してみてください。
皆さんの応募をお待ちしております。