無事な1年でありますように(ショーファーサービスのコラム 2022.1.4)
2022年も明けました。
まだ、新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的な蔓延が収まらず、変異株が次々と出てきていますね。まだまだこの新型のウイルスとの闘いは続きそうです。
しかしながら、色々な工夫・対策を行うことで、少しずつ日常にもどりつつあることも事実だと思います。
今年はどのような1年になるのでしょうか。
1月はいそがしい?
このコラムの画像は2022年1月4日の午前10時頃の千代田区大手町・丸の内界隈の様子を撮影したものです。
今年も、大手町・丸の内界隈はがらんとしていました。
一般企業の多くが、5日以降に新年の営業開始を予定していたことと、昨年に引き続き大手都市銀行本店への年始挨拶訪問の自粛を呼びかけた影響ではないかと思います。
コロナ以前であれば毎年この仕事始めの日の午前中、この大手町・丸の内界隈は役員車で道路がいっぱいとなっていました。大手町・丸の内界隈は大手都市銀行やメジャーな企業の本社が集中しています。各企業が一斉に年始挨拶のために集中した結果、東京国際フォーラム西交差点付近から大手町駅前交差点付近まで身動きが取れなくくらいになっていました。
それもお昼ごろまでで、それを過ぎるとほとんど渋滞は見られませんでした。
これも新型コロナウィルスによる「NEW NORMAL(新しい生活様式」ということでしょうか
段取りよく
さて、このコラムは12月15日前後に原稿を書いているので、あくまでも、2022年1月4日の午前中、大手町・丸の内界隈が役員車で身動きが取れないという前提で書いています。
普段の日であれば目的地の前に直接車をつけることができる場所も、この日ばかりは難しくなります。
さらに、あいさつ回りですから、いかに効率よく企業訪問できるかということも必要になります。
つまり、「目的地に正面に着けてドアサービスしたい」ことと「あいさつ回りで限られた時間の中で効率よく移動したい」という2つのことが役員ドライバーの中で葛藤します。
個人的には、この日ばかりは「効率よくあいさつ回りをおこなっていただく」方が優先されるのではないかと思います。
そこで、段取りよくあいさつ回りをしていただくためには、役員様、秘書様、同行者の方々と予め打ち合わせを行うことが必要になります。
例えば、「晴天ならば、この界隈で最初の目的地付近で降車いただき、一連の最後の訪問先付近で乗車いただく、その間は徒歩で移動していただく」とかです。
普段の日であれば、訪問先の都度、乗車・降車すればよいのですが、仕事始めの日の午前中の場合、交通状況次第で隣のビルへ行くのに、10分かかることもあります。そうなってくると非効率になってしまいます。
役員ドライバーからすれば、心苦しいことではありますが、この日ばかりは仕方ないと思います。
そのうえで役員ドライバーが心がけることは「事故を起こさない」ことだと思います。
時間に追われている中で、ちょっとした接触事故を起こしただけでも、当初のスケジュールから変更を余儀なくされてしまいます。
したがって、「①前後左右の安全確認を行う(最近は自転車配送サービスが増えていますから、すり抜けてくる自転車にも注意を払う必要があります。)」、「②進路・車線変更の合図を早めに正しく出す」、「③ゆずりあい(アイコンタクトやジェスチャーを使う」をいつも以上に心掛けて運転することかと思います。
「1年の無事は仕事始めにあり??」
『一年の計は元旦にあり』という有名なことわざがあります。
これは、その年の初めの過ごし方がその一年を左右するという思いから生まれたものですが、役員ドライバーの方たちは、仕事始めの日の運行が事故もなく、乗客におこられることもなく(?)無事に終われば、今年一年無事に過ごせると思う方も、中にはいるかもしれません。
やはり、嫌な気持ちで新年をスタートするよりも、事故なく平穏な気持ちでいる方がいいですよね。
役員車のみならず自動車の運転に携わる方々が、今年一年無事で過ごされますように