役員運転士のマスク着用について:ショーファーサービスのコラム2020.1.31
2020年最初のコラムです。
あっという間に、1月が過ぎ、本当に『一月往ぬる、二月逃げる、三月去る』が文字通りの日々を過ごしております。
- 今年は、新型コロナウイルスによる肺炎の世界的蔓延
- この時期、例年ならばインフルエンザの流行が話題になりますが、今年は、中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染による肺炎の世界的な蔓延の方が、最大の関心事ではないでしょうか。
世界保健機構(WHO)は1月30日に『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』にあたると宣言しました。
ちょうど、中国の正月にあたる春節による、中国国民の人の移動の多い時期と重なり、残念ながら、世界各地で感染者、肺炎発症者が確認されています。
感染、発症された方の、早期の回復を祈るばかりです。
さて、数日前に一部ニュースでも取り上げられましたが、タクシー大手で『マスク着用の義務付け』を始めたそうです。各運転手の感染リスクを低くする、拡大を防ぐためにも、マスク着用は止むを得ないことと思います。
同じタイミングで、とあるインターネットのサイトに、マスク着用に関する記事が取り上げられていました。 - ここで質問です。
- 一般的な不織布マスクですが、みなさんはどちらの面を内側(顔と接する側)にしていますか?
ゴム紐が付いている面を内側(顔と接する側)にして、マスクを着用している人がほとんどだと思います。
(わたしも、そうでした。) - 正解は、
- 特に装着方法に指定がなければ、
『ゴム紐がついている面を外側にして、着用する』
のが正しい装着方法なのだそうです。
詳しくは、メディコムというメーカーのホームページに掲載されていますので、是非一度確認してみてください。
今回のコラムに掲載した画像は、自宅にあったマスクの箱の説明書きを写したものです。
正しく装着しないと、ウィルスや花粉などの侵入率が4割程度も変わることも有るそうです。この正しい装着方法を知ってから、周りのマスク着用者を見ていると、ほぼ100%逆に装着していました。
株式会社ショーファーサービスでは、11月から翌年の3月までの時期は、インフルエンザ予防対策期間として、運転士・スタッフに対し、うがい、手洗いの他、検温やアルコール除菌、マスクの着用(特に通勤時)を励行しています。もちろん、発熱・体調不良の際は、医師の診断を仰ぎ、適切な対応を行っています。
役員車という狭い空間の中で、企業・団体の役員の方をお乗せするという職務柄、予防と同時に、「うつさない」ことも大切な気配りです。